カリキュラム

全体像

パラリアでは学習において必要なことを以下の4つに分類しました。

  1. 現状把握
  2. 動機発見、目標設定
  3. 教材決定
  4. 確認テストの方法決定

それらを、パラリア独自のメソッドを交えて作成、管理しています。

1.現状分析

1-1:資質診断

まずは一人ひとりの資質を診断します。資質とは、生まれつきに近い個人の特徴のことであり、なかなか変化しないものとして捉えられています。資質を診断することによって、高校生一人ひとりが外界からどういった形で刺激を受けるのが効果的かを分析します。

例えば、「この人は感受性が高く、神経質なところがあるため、冗談等には気を付けて、冗談でも言い過ぎないように注意しよう。」、「この人は協調性が低いから、周囲に同調しなくて当たり前と思って接しよう。」等、コーチがどういった声掛け、言葉遣い、接し方をするのが効果的かを把握します。

コーチは、各人の資質を考慮して、一人ひとり対応を変化させます。

1-2:学習経験

これまでどのような学習経験を積んできたのかをチェックします。どんな参考書・問題集を学校でやり、または自分で買って独学していたのかをすべて振り返ります。

例えば、「数学の問題集は、あまり字ばかりではなく、図が多い方が好きである」、「本当は講義調の参考書の方が好きだが、学校の課題で手一杯なので、学校で指定された問題集ばかりやっていた。」等です。

こうすることで見えてくる、一人ひとりの勉強に対する好みや、いつどの科目を好きになり、嫌いになったか等、学習に関するこれまでの経験をすべて見直すことによって、今の教材や勉強法が好みに合わせたものなのか、環境に合わせたものなのか等がわかります。

1-3:学習習慣

資質と学習経験から、どういった学習観を身につけているかを分析します。学習観とは、「何をもって学習したと捉えているか」というものであり、一人ひとりの「勉強した」の中身のことです。いわゆる学習の「質」にあたるものです。

同じ教材、同じ授業、同じ勉強時間なのにも関わらず、成績に差が出るのは、学習観の違いであることも少なくありません。「読んで理解した=学習した」と捉えている人もいれば、「一瞬で再現できた=学習した」と捉えている人もいます。当然後者の方が良い成績を取ります。

学習観は本来いろんな形がありますが、「大学受験で結果を出す」という目的に照らし合わせると、誤った学習観というものが浮き彫りになってきます。そういった学習観を持っていないかどうかを分析します。

1-4:生活習慣

学習習慣だけでなく、生活習慣についても考慮する必要があります。1日24時間という平等かつ有限な資源をどのように活用しているのか、現状の把握から行います。

これは一概に、勉強時間が長ければいいというわけではありません。就寝時間と起床時間、昼間に眠くなるかどうか、勉強以外の時間にしっかりとストレス解消やリフレッシュができているか等、生活習慣のバランスの良さは勉強時間の確保と効率向上につながるので、非常に重要な要素です。

この記録をもとにして、コーチは一人ひとり、何時頃に何分仮眠をとるべきか、いつ食事をとるべきかというアドバイスや、息抜きが必要な高校生への適切なタイミングでの声掛け等、ストレスフリーとモチベーションの向上に向けてあらゆる面からサポートを行います。

1-5:効果測定

当然ですが、学力判定も行います。パラリアでは、大手の模試や主要大学の過去問をベースにして効果測定を行います。ここでは、学力診断はもちろんのこと、テスト形式による失点や、ケアレスミスによる失点等、点数以外の面に特に焦点を当て、なぜ今この点数なのかを明らかにします。

例えば、計算ミスを頻繁にしてしまう人や、問題文を読み間違えてしまう人、暗記に走り過ぎてしまい、知識はあるのに本番で活用できない人等、学力があるのに失点するという状況を見逃さずにキャッチします。

2.目標設定

2-1:動機発見面談

「そもそもどうして勉強するのか」この質問に的確にこたえてくれる人は、今の高校生の周りには少ないです。実際答えはないのかもしれません。しかし、勉強の重要性や必要性、受験を経て学ぶ力を養うことが今後どれだけ役に立つか等、勉強について徹底的に話す時間を取ります。志望校の選択理由も深堀りし、本当にそこがいきたい大学なのか、その大学を目指すことがモチベーションに繋がるか等、素直な自分と志望校を一本の軸でつなぎ、モチベーションの源泉を探り当てます。

2-2:最終目標

最終目標とは主に二つあります。一つは、パラリアでの最終目標、これは当然志望校合格です。しかも、「たとえ体調が悪くても、余裕で第一志望に合格すること」を目標とします。このレベルまで到達しないと、合格が本番の運に左右されてしまい、非常にリスクが高いからです。

そしてもう一つは、自分の好きなこと、やりたいことをしっかりと明確にしてから大学に行くことです。あくまでも大学受験は通過点にすぎません。大学受験を通じて学ぶことは非常に多いですが、比較にならないほど重要なのは、今後の将来です。自分の軸を立て、目的をもって大学に送り出すことがパラリアの最終目標です。

2-3:中期目標

中期目標としては、大手予備校の模試を目標とします。大手予備校の模試は、その年の全国の高校生が多数受けていますので、ライバルとの比較ができるためです。大きく分けて、模試は1シーズンに1度程度あります。その模試に向けて、学校の勉強スケジュールと相談しながら、勉強スケジュールを策定していきます。

2-4:短期目標

短期目標は、パラリア独自で行う効果測定及び次の学校の定期テストで伸びを実感することです。努力が結果として現れることは、非常にモチベーションが高まることの一つです。大手予備校の1シーズン1回ではその機会が少なすぎ、さらに、もし勉強法や教材が合っておらず、あまり結果として現れない努力をしている場合に気づきにくくなってしまいます。1シーズンすべて、結果に結びつきにくい方法で努力してしまうことは、とても大きなリスクです。こういったリスクを回避するため、毎月の効果測定を実施し、現在の教材と勉強法が本当に合っているかを確かめると同時に、程よく近い先のことに関する目標なのでモチベーションが高めます。学校の勉強の妨げになるのを防ぐため、学校の定期テストが近い場合は、そちらを短期目標に設定します。あらゆる機会を活用して、努力が結果として現れ、よりモチベーションが上がるよう設計します。

3.教材決定

3-1:科目ごとの教材選定

目標が決まったら、教材を選定します。教材は、数多くの市販の問題集の中から、高校生の学力と適した勉強法、さらに好みまで考慮に入れて選定します。レイアウト、解説の口調、一ページあたりの文字量、色使い等、あらゆる面を考慮に入れます。いくつかの選択肢の中から、最終的には好みで問題集を選択し、4日程度試しに使います。この段階であまりスムーズに勉強が進まないようなら、教材のレベルが難しすぎるか、解説が合っていない可能性が高いので、他のものに変更します。こうして、勉強方法や好みを考慮した、ストレスフリーな教材を選定します。

3-2:教材ごとの見込み必要時間を算出

各科目の教材が決まったら、それぞれの教材の内容をすべて吸収するのにどれくらいの時間がかかるのかの見込み必要時間を算出します。問題数をすべて数え、1問に何分使うか、何回繰り返すのかを決めることによって、見込み必要時間数がわかります。こういった視点で時間数を計算すると、1日24時間がかなり短いことがわかると同時に、集中すれば1冊数日で終わらせることができるということも見えてきます。

3-3:科目ごとの1日の進度目安共有

各教材をこなすのに必要な時間数を把握した上で、1日に何時間費やせば、何日で消化できるかの目安を確認します。この段階で、無計画に勉強している人とは雲泥の差が出ます。ここまで把握することによって、自分の頑張り方と勉強の進み具合のバランスがわかるようになります。すると、一気にやってしまおうという人が出たり、コツコツ頑張ろうという人が出たり、自分に合ったスタンスが何なのかも見えてきます。

4.確認テストの方法決定

4-1:使用教材の確認テスト形式を決定する

各教材の到達度をどのように測定するかを検討します。問題集の問題のみの用紙を作成し、順次確認テストを行います。問題形式や問題集の構造によって、さまざまな確認テストの形式が考えられますので、選択した教材を確認した上で、その教材の到達度を測るために適切なテスト形式を設計します。

4-2:科目ごとの1日の確認テスト進度目安を確認する

ここまでくると、各科目の使用教材、その教材にかけられる最大の時間数、そして到達度を測るテストの形式まで決まっています。あとは、確認テストをどれくらいのペースでこなすと何日でどこまでいけるかというスケジュールを立てることができます。目先の目標は、近ければ近いほどやる気が出ます。常に近い目標を細かく設定し、更新し続けていきます。

達成される

学習サイクル

確認テストをこなすことに集中して勉強します。

何をいつまでにどのように勉強し、どこまで勉強したら終わりなのかがすべて明確になるため、モチベーションが常に持続します。

休憩のペースもアドバイスするため、体力面と精神面の両方から、モチベーションの低下になりうる要因にひとつずつ対応します。

こうすることによって、自力では考えられない質と量で、勉強を進めることができます。

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