出身高校:獨協埼玉高校
パラリアを知る前の状況・悩み
小学校の頃に公文に通っており、中高一貫の獨協埼玉中学に入学しました。
中2の時に、公文からスクールIEに切り替えたりしました。
塾に行っている時間だけは勉強し、学校でも提出物は全部真面目に出していました。
学校のテストは平均点前後。苦手な科目は赤点ギリギリ。そんな感覚のまま高校に上がり、高校入学後もスクールIEに通い続けました。
進路もしっかり考えたことはなく、進路選択を迫られて、あまり頭を使わずに「数学が好き&絵が好き」を理由に建築学科を志望。
当時は勉強に関して深く考えたことがなく、勉強に関する悩みはありませんでした。
パラリアを知ったキッカケ&入会の決め手
中3あたりから、「高校に上がると外部生が入ってきて、勉強が大変だから、今の塾より良い塾を探そう」と親が言い出しました。
親の意識が高かったので、高1に上がってから、色々な塾を回って話を聴いたり体験をしたりしました。
自分は特に問題意識がなかったので、意見は言っていませんでした。
色々回った中から、「パラリアの話が一番納得感あった」と親が判断してくれたこともあり、
高1の冬にスクールIEからパラリアに切り替えました。
パラリアは母親から、母親は友達の口コミで知ったようです。
パラリアでの印象に残っている出来事
勉強面では、学習スケジュールの作り方が本当の意味で分かった時です。パラリアでは「学習ガントチャート」と言います。
最初に渡された時は本当の意味が分かっておらず、しっくりこない時期がありました。
最初は「講師陣がスケジュールを確認するためのもの」としか思っていませんでした。
浅見先生から、ガントチャートの存在意義を聴いて、その時初めて「学習計画を立てることは、自分にとってすごく便利であること」に気がつきました。
全く別の観点ですが、パラリアが朝から使えるのがすごくよかったです。学校がある日でも、朝から開いているのはすごく便利で、かなりお世話になりました。
進路面では、講師と一緒に美大生の人に話しを聴きに、シェアハウスまで行ったことをよく覚えています。
「自分はデザイナーを目指していて、まだ大学生になる前の段階で、気づいていないことは何か?」という質問をさせていただきました。
その美大生の方は、デザイナーになることを諦めていました。「自分が好きなことが本当の正解ではないかもしれない」というリアルなお話をうかがいました。
その時は、建築家の道か、デザイナーの道かで悩んでいた時期でもありました。少しデザイナー寄りに考えていたので、デザイナーになる方向に背中を押してほしかったのですが、逆に厳しい現実を教えていただきました。
パラリアに入ってから自分が変わったと思うこと
パラリアに入ってから「自分が変わったな」と思うことは3つあります。
1つ目は、視野が広がった自覚があります。
物事を客観的に観ることができるようになりました。一つのことを考える時でも、多視点で考えられるようになりました。
2つ目は、初めて本気で頑張れるようになりました。
今までは「頑張ったらできる」と自分で自分に言い聞かせていただけでしたが、本当に行動に移したのはこれが初めてでした。初めて本気で頑張って、想像以上に出来ない自分も自覚することができました。
3つ目は、年齢が上がるごとに、家の手伝いをするようになったことです。
日常生活が丁寧になっていきました。自分が食べたわけではないお皿も片付けたりするようになりました。これが「大人になっている」という感覚なのかなと考えていました。そのおかげで、「一人暮らしもできるのではないか」と思えるようにもなりました。
大学入学後に頑張っていること&パラリアが活きていると思うこと
イラストを描くことと、それを発信していく活動を頑張っています。
パラリアにいたことで、何をするにしても意識が高くなりました。自分の年齢では、まだ頑張るものが見つかっていない人が周囲にたくさんいますが、自分は今すでに頑張りたいものを見つけているので、「周囲と差をつけられている!」という実感があります。
最近頑張れている理由が分かった気がしている。
自分は、大学受験で第一志望ではないところに進学しています。今の大学よりもさらに良い大学はたくさんあることも知っています。ただ卒業しただけでは、偏差値の高い人に勝ることはできないと思います。それでは、自分が就きたい職業につけないと考えています。好きなものが最後までできない気がしています。
周囲がまだあまり頑張っていない今のうちに頑張って、偏差値だけの人に負けないようにしたいと思っています。そういった気持ちで活動しているからこそ、頑張れているのだろうと思っています。
第一志望に行けていたら、こんなに頑張れていないかもしれません。
「無駄な日を作りたくない」という意識を持っています。
そのため、ゲームをする時も、全力で楽しむようにしています。勉強するにも遊ぶにも、メリハリがつくようになりました。「何もしない」日は極力作らないようにして、絵を描く時はしっかり絵を描き、ゲームをする時は思いっきりゲームを楽しむようにしています。このメリハリは、パラリアにいなければ身につかなかったことではないかと思っています。
パラリアで学んだことがしっかり能力として発揮されるようになったのは、大学入学後からでした。受験中は、自分が思っているほど伸びていないという意識がありました。今思い返すと、当時まだもう少し頑張れたな、などと思い返す時があります。
勉強ではあまり手応えを感じられませんでしたが、現在では絵を描くという活動を続け、手応えを感じ取れるようになって、はじめて「パラリアで学んだスケジュール設計する大切さと管理方法」の重要性にはっきり気がつきました。