出身高校:県立伊奈学園総合高校
パラリアを知る前の状況・悩み
高1の時、
勉強のモチベーションはあまりありませんでした。
赤点を取るほどではありませんでしたが、
成績も入学時より下がっていました。
なんとなくやばいなと思ってはいましたが、
勉強したくないなーという気持ちもあり、
結局は行動していませんでした。
とにかく勉強したくなかったので、塾に入る気はありませんでしたが、あまり人とのコミュニケーションが得意ではなく、学校の先生に話しかけるのもこわかったので、誰にも頼れない状況でした。
親からは勉強のことについて少しだけ言われていたものの、怒られるほどではありませんでした。
いずれは塾に入らないと大学受験は難しいとは思っていましたが、私はできるだけ楽して受験を乗り越えたいと思っていたので、塾に入ってやらざるを得ない状況に追い込まれるのは、あまり気が進みませんでした。
パラリアを知ったキッカケ&入会の決め手
高2の冬に、母親がパラリアを紹介してくれて知りました。
あまり自分から行動するタイプではなく、言われたらやるスタンスだったので、誘われるまま話を聞きに行きました。
実際に観に行って、「とても自由でいいな」と感じました。
空間もきれいで、ランニングマシンがあったりして、睡眠も推奨で、システムがすごく自由だったのに驚きました。
私が塾を選ぶ基準はいくつかありますが、
まず、授業型の塾が絶対に嫌でした。
学校の授業がわからないから塾に来ていると考えているので、塾でまた授業を受けるという選択肢は最初からありませんでした。
さらに、授業型の塾は人数が多いイメージで、先生に話しかけにくい雰囲気を感じてしまっていました。
塾に行くなら、先生に話しかけやすい個人塾が良いと思っていました。
一番の決め手は、塾の方針です。
塾というと、「成績UP」、「偏差値」、「難関大」というイメージが強かったのですが、
私は偏差値で大学を選ぶ気はなく、自分のやりたいことで大学を選びたかったので、偏差値ばかりを重視するような塾は絶対に避けたいと思っていました。
パラリアは、一人ひとりのやりたいことを凄く応援してくれるので、自分の希望もしっかり聞いてくれそうだなと感じ、入会を決めました。
パラリアでの印象に残っている出来事
睡眠推奨という方針が最高でした。
私は人生で睡眠が一番大事だと思っていて、睡眠が十分だと日々の生活が充実すると本気で思っています。
普通は塾というと勉強するための場所なので、あまり寝ることは推奨されない雰囲気だと思いますが、
本当に寝ていても何も言われないことには感動しました。
それから、パラリアでは他の学生と勉強の話をしたり、意見交換をする機会があります。
学校の友達とは、勉強の話ではなくふざけた話ばかりしていました。あまり勉強の話をする空気ではありませんでした。
話すのは昔も今も苦手ですが、パラリアには面白い人が多く、さらに外部から大学生や社会人の方も来てくれるので、話を聴いてみると新しい発見が多く、毎回とても楽しかったです。
たまに他の生徒と一緒に、先生オススメの映画を観て、その後に意見交換をしたりするのもとても楽しかったです。
普段の勉強では、
パラリアにはいろんなタイプの学生がいて、ご飯を食べていたり歩き回っていたり、いろんなことをしている人たちばかりいたのが、私にとってはむしろ安心できました。
直接話すことはそこまで多くありませんでしたが、カフェのような雑多な空間の方が集中できるタイプで、むしろ完全な無音は苦手でした。
無音の空間で音楽を聞いていても、BGMが流れている空間でイヤホンを使ってもよく、音環境を自分でコントロールできることがよかったです。
私にとって最も良かったことは、
高校生でもいける留学情報や、自分の好きな恐竜・古生物学の研究に関わる、または活かせる情報をたくさん教えてもらえることでした。
外部の企画に応募する際に提出する志望理由書も、パラリアは一緒に考えてくれます。
これが、自分が普段考えていることをしっかり文章にするいいきっかけになり、自分の考えが改めて明確になりました。
パラリアに入ってから自分がどう変わったと思いますか?
パラリアに入る前と比べて、確実に勉強時間が増えました。
勉強のやり方もわからず、何がわかっていないのかもわかっていない状況でした。それを一から教えてもらえたので頑張れました。
一緒に決めたスケジュールが目標になり、達成しやすくなったことで、取り組みやすくなりました。
モチベーションも保ちやすくなりました。
パラリアに入る前は、学校のテストも試験範囲をなんとなく一周するだけでしたが、
先生と一緒に設定した目標が達成されていないのは何となく嫌なので、決めたスケジュールをこなそうと頑張りました。
目標があると頑張れることもわかったので、目標を立てるようになりました。
進路面では、将来の向かいたい方向性がそれまで以上にしっかり定まりました。
幼稚園の時から、「何かしらの形で恐竜に関わりたい」と思っていて、それを外部の留学等の企画に応募する際に言語化したことで、やりたいことが定まっていきました。
パラリアに来て勉強していると、自然と勉強習慣がついてきて、自分の興味がある他の分野の勉強にも手を出しやすくなりました。
恐竜や古生物関連のものにも手を出しやすくなり、より専門的に恐竜に触れ始めるキッカケになりました。
学問的なことに触れたからこそ、自分の興味がより鮮明になり、目標が明確になってきたのだと思います。
大学入学後にがんばってみたいこと
学問的なところでは、恐竜や古生物に関する知識を広げていきたいのはもちろんのこと、学び方の情報も少なかったので、大学では恐竜の学び方について学んでいきたいと思っています。
また、恐竜や古生物に関するものに限定せず、色んなことを広く学んでいきたいと考えています。
まだよくわからないことだらけですが、ITと恐竜が結びついたら面白いのはないかと漠然と考えています。
特にグラフィック系の技術に興味があります。
YouTuberとかではありませんが、映像作品も作れるようになってみたいです。
あまり上手ではないですが、絵を描くことも好きです。
恐竜の研究をしていると、ある程度のスケッチはできる必要があることがわかっているので、仕事にしたいわけではありませんが、絵が上手くなりたいです。
その延長で、人生で一度はアニメをつくってみたいと思っています。
ストーリーを作るのも好きなので、アニメでも小説でもいいので、自分の作品をつくってみたいです。
また別の方向ですが、もし化石の発掘とかに行けることになったとしたら、
砂漠地域に行く可能性もあるので、サバイバルスキルをつけたいです。
元々キャンプが好きなので、ソロキャンプがしてみたいなと思っています。
楽しくないのは嫌なので、好きなことを思いっきりやりたいですが、自分から友達を作るのは苦手なので、その点が少し心配です。
こんな人におすすめ
良い意味で学校感が全くないので、学校の授業が苦手な人におすすめしたいです。
学校は時間も場所も決められていて、ルールが多く、縛られている感を強く感じてしまいますが、パラリアなら自分に合った勉強方法を見つけることができます。
学校の勉強の仕方が必ずしも全員に合うわけではないと思うので、学校の勉強スタイルが合っている人はそれでいいのですが、合っていない人は、パラリアの先生に手伝ってもらいながら、自分の勉強スタイルを探した方がいいと思います。
また、やりたいことが決まっている人にはとても良い環境だと思います。
私はやりたいことが最初から決まっていましたが、どう行動すればいいかがわかっていませんでした。
パラリアはそれをどう頑張っていけばまで一緒に考えてもらえるので、やり方までわかればもう進むしかない状況になります。
塾は基本的に勉強するところというのが世間的なイメージだと思いますが、
パラリアはサポートの範囲がとても広く、進路など、勉強だけではない色々なサポートをしてくれます。
何よりも、やりたいことをまっすぐ応援してくれることが嬉しかったです。