親にしかできない進路サポート #28

代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています

このチャンネルでは
パラリアを経営しながら、大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が

大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて

受験に関する情報をお伝えしていきます

高校生も自己分析する時代

高校生の段階ではなかなかやらないのですが
最近の総合型選抜(いわゆる推薦)が増えてきているので

以前よりは高校生でもやる
大学生になったらほとんどの方がやるかなと思うことがあります

それは自己分析です

自分の強みはなにか
弱みはなにか
過去に頑張ったこと
とかですね

大学生のほとんどがやる理由として
就活の中で自己PRしなければいけないからですね

また自分がどんな仕事に向いているかとか
そういった傾向で就職先を選ぶのに役立ちます

幼少期のことはお子様一人ではわからない

自己分析をするために
もちろんいろいろな方法があるのですが
大まかな方針はあまり変わりません

自己を分析するので
どんなツールを使うにしても
多かれ少なかれ
過去の経験を掘り起こす必要が出てきます

なので幼少期の話とかを考える時間を取ります

実はここで盲点なのが
自分自身のことを自分ひとりだけで思い出そうとしても
なかなか自分の特徴ってわからないんですよね


これが簡単にわかるなら
自己分析という名前をつけるまでもないわけですが

自分のことはすべて自分にとっては当たり前なので
なんの取っ掛かりもなく自分で自分の過去のことを考えても
何も面白くないし発見もありません

すべてが自分にとっては当たり前だからです
だから本を使って質問に答えていったり
キャリアアドバイザーが聞き出してくれたりするわけです

お母様お父様だからこそできるサポート

ここで
お母様お父様だからこそできることが一つあります

それは幼少期のお子様の様子について
お子様本人に伝えてあげることです


自己分析していくと
ほとんどの場合
幼少期の経験が元になっています

人間やはり経験で成長していくので
大学生になってから後天的に身につける考え方も当然ありますが
幼少期からの傾向は何かしら残ってしまうものです

それがお子様の行動基準の一つになっているからです

一方で

自己分析をする時は
幼少期の自分の記憶を頼りに考えるので
たとえ本やキャリアアドバイザーの方を利用したとしても
お子様の記憶にあるものの中からしか
情報を出せません

それを見越して
幼少期のまだ記憶がない時のお子様の行動の傾向
どんな子供だったのか
というお話は
昔話のていでお伝えしておくと
お子様が自己分析をする時の材料が増えます


「また昔の話を」みたいに煙たがられたりもすると思いますが
その時にお母様お父様から聴いたお話をもとに
自己分析することになります

お子様の記憶がない時期の傾向は
まさにお母様お父様にしかわかりません


具体的に何をお伝えするのかというと
わかりやすいのは実際にあった出来事ですね

だいたいは面白い話として場に出てくることが多いかなと思います

私がよく親から言われていたのは
私はチャイルドシートを脱走する子供だったとのことで
泣いたりはしないけど脱走されるのが大変だった
と言われていました

もちろん子供側の私は
これを言われたところで
「あ、あぁ」みたいな感じで
何ひとつ面白いリアクションは取れないのですが

このように
自分の記憶がない時期のことも
親から言われて知っているわけですね

そういった面白い話
実際にあった出来事はなにより覚えやすいのが良い点です

今のチャイルドシート脱走の例だと
この話から進路選択にどう役立つのかわからないんですけど

お子様本人にとっては
思ってもみなかったお話である場合が多いので
自己分析の時に新しい判断軸の1つになってくれます



あとは
幼少期のお子様の行動を見ていて
「どんな子供なんだなー」と当時考えたことがもしあれば

それをそう思ったプロセスも含めて
お伝えしてあげるというのは
かなり自己分析の助けになります

あまりお母様お父様視点が強すぎてしまうと
決めつけになってしまうリスクは確かにあるのですが

幼少期の記憶がない時のお話なので
冗談っぽく聴いてもらえることが多いです

やはりその場では多少煙たがられる可能性はありますが

いざお子様が自己分析をする時に
必ず参照する貴重な
しかもお母様お父様しか持っていない情報です

お子様の幼少期のお話は
できるタイミングでお伝えしておくと
確実に進路選択のサポートになるのでおすすめです

====まとめ====

お子様の幼少期のお話を
できるタイミングでお伝えしておく

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