代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています
このチャンネルでは
パラリアを経営しながら、大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が
大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて
受験に関する情報をお伝えしていきます
進路の決め方を理屈っぽく考えます
今の時代
進路を決めるのはとても難しくなっていると思います
多様性の時代なので
かなり選択肢が広いのですが
選択肢が広すぎて全然考えが深まっていきません
選択肢が多いということは
ほとんど覚悟というか決めの問題でもあるのですが
勢いで決められるなら
最初から悩みにはなりませんよね
そこで今回は
理詰めで進路を考えるとどうなるかお伝えします
今回のお話は
そのまま実践していただきたい
というよりは
必要な視点をご提供するという気持ちが強いです
進路を考える時に
多かれ少なかれ入ってくる要素を
ご確認いただければと思います
大きく3つの要素があります
1.社会問題
まずはじめに
すごくすごく真面目に進路を考えますと
進路とは
主にどんな仕事をするかということになります
仕事ということは
誰か困っている人がいて
その方の困りごとを解決して対価をいただく
もしくは
誰かに興味を持ってもらって
喜んでもらったり楽しんでもらったりして
お礼をいただく
ということになります
つまり
社会から必要とされる
社会で供給が少ないものを提供する
ということになります
今の社会
正確には社会人デビューする時の社会のこと
知っておく必要があり
その時の社会で求められているものを
提供できる人材になっておかなければいけません
そこからさらに
社会で供給が少なく、求められているものは
いろんな業界のいろんな分野に散らばっているので
それらのうちどのニーズを満たすのか
これが仕事の内容になります
2.専門性(大学)
注目する社会のニーズを決めたら
次はそのニーズを満たすことができるスキルには
どのようなものがあるかを考えます
そのニーズを満たす方法は色々ありますが
誰にでもできることもあれば
特定のスキルを持った専門家にしかできないこともあります
専門家の方が当然
同じことができる人が少ない分
頼りにされる可能性が高く
仕事がもらえる可能性が高いです
その社会のニーズを満たすことができる専門家になるためには
どんな大学でどんなことを勉強すればいいかを考えます
少しずつ絞られてきましたが
まだまだ広いですね
3.興味関心
ここでようやく興味関心の出番です
いくつかある専門家のうち
どんな分野の専門分野に興味感心があるか
ここまできてようやく進路を決めることができます
もちろん今の流れは一つの例で
別の入り方をしても大丈夫ですが
重要なことは
社会問題・専門性・興味関心
この3つの掛け合わせによって
進路を決めることができるということです
大学受験で言うと
専門性のところが大学にあたります
どの大学でどんな専門性を学ぶか
その専門性を活かして
社会のどんなニーズを満たすかを決めます
どの順番でもいいのですが
たとえば興味関心から決めたとして
その興味関心でできることは
今は社会から必要とされていない可能性もあります
いや
必要としている人がどこにいるのか
知らないだけかもしれません
特定の社会問題に興味があって
その社会問題を解決したいと思ったとして
その問題を解決することができる専門性を知らなければ
それが学べる大学も見つけることが出来ません
この3つの要素それぞれのバランスで
進路に関する考え方が深まります
3つの要素を再度挙げますと
社会問題・専門性・興味関心です
進路について考える際は
これら三つの視点から考えてみてください
今回は超真面目な進路の決め方についてお伝えしましたが
最初に確認した通り
勢いで進路を決めてしまっても
もちろん大丈夫です
途中で変わってもいいので
決めようとしてみたり
一旦決めてしまって
後からちゃんと考えるのもありです
それくらい進路は難しい問題なので
気長に付き合いつつ
適宜更新していくのが今っぽい対応かなと思います
====まとめ====
進路の決める際に考えること
①社会問題
②専門性
③興味関心
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実際の生徒指導の様子は、インスタライブで発信しておりますので
よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです
過去のライブを再編集したものです