生活習慣はそのまま点数に出ます #38

代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています

このチャンネルでは
パラリアを経営しながら、大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が

大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて

受験に関する情報をお伝えしていきます

ラストスパートの過程で生活習慣が乱れる

高3の9月から10月にかけて
ラストスパートで多少無理をする高3生が出てきます


ちなみに私は
土壇場で無理なスケジュールを
やってしまうタイプですし
そのガッツが好きです

ただ
最終的に偏差値が上がらなければ
せっかく頑張っても
望んだ結果にはなりませんよね



そういった意味で、高3の9月と10月は
色々とイレギュラーな動きが起こるのですが
その過程でどうしても
疎かになってしまうことがあります


それが生活習慣です

生活習慣が乱れると時間の使い方が雑になる


生活習慣が乱れることで
睡眠時間が不安定になり
調子の良し悪しに波が出るようになります

睡眠の影響が大きい高校生は一発でわかります


睡眠時間が原因で調子の良し悪しに波が出るようになると
勉強時間も不安定になり
これまで集中してなかった時間に集中したり
集中できていた時間に集中できなくなったりします

徐々に行き当たりばっかりな
時間の使い方になってきてしまいます


こうなると
ほとんどの場合で
テストの手応えは悪くなっていきます


その原因は2点あります

1日の合計勉強時間が減る

まず
集中するタイミングが不安定になると
勉強している時間の合計が減っています


集中していなかった時間に
集中することより

集中できてた時間に

集中できなくなる方が影響が大きく

1日トータルで見た

勉強の質と量が両方低下しています

もちろん厳密には
短くなった集中時間で
これまで以上に効果的に勉強できている場合は
成績そのものは上がったりもします

しかし
習慣でやっている勉強を上回る日は少なく
安定した習慣の中での勉強の方が
パフォーマンスが高いです

ケアレスミスが増える

さらにもう一つの原因として
ケアレスミスが多くなります

生活習慣が安定しないと
注意力が散漫になったり
視野が狭くなったりします


これは生活習慣よりもさらに深いところなのですが
例えば脱いだ靴を揃えたり
机の上を整理したりといった

無意識の行動一つひとつが
粗くなってきてしまいます



気持ちの問題なようにも思われがちですが
日頃の行動一つひとつの丁寧さで
テストでのケアレスミスの量も変わってきます


やはり靴を脱ぎっぱなしにしたり靴を揃えなかったり
机や自分の荷物が散乱している高校生ほど
模試でケアレスミスが増えます


生活習慣が乱れると
そういった日頃の細かいところが雑になってきてしまい
テストの点数にも響いてしまいます

いわゆる所作ですね

もう今ではあまりこういったことは
話しに出てこないかもしれませんし

理由がわかりにくい
厳しい部活動の謎ルールみたいに
捉えられてしまうかもしれません

行き着く先は丁寧な生活

以上のことを踏まえますと
高3生が9月以降に気をつけなければいけないのは
とても地味ですが
日々の生活習慣を崩さないことです

夏休み中に作った1日中勉強する習慣を
崩してしまうと
冬を乗り越えられません

多少勉強時間が減ったとしても
良い生活習慣を保つこと

学校の文化祭等は仕方ないですが
ささやかな楽しみに浸りつつ
はっちゃけすぎないこと

靴を揃えたり身の回りの整理整頓
行動一つひとつが雑にならないように
少し丁寧を心がけること

高3秋の
メンタルも成績も大きく変化するこの時期に
こうした足元の基本的なところを抑えられた人が
秋に成績を伸ばすことができます

生活習慣は当然社会人にも直結することですが
楽しみが減ってくる高3秋は
特に丁寧な生活を心がけることがおすすめです

====まとめ====

高3秋は

丁寧な生活を心がける

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実際の生徒指導の様子は、インスタライブで発信しておりますので
よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです

過去のライブを再編集したものです