今の判定は未来を決めるものではない #45

代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています

このチャンネルでは
パラリアを経営しながら、大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が

大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて

受験に関する情報をお伝えしていきます

模試や過去問の結果を見直す時の姿勢が大事

今年受験の高3・浪人生については
失点した原因を分析しましょうというお話を
たくさんしてきています

模試の結果や過去問の結果を見て
なるべく客観的に自己分析しなければいけません



この時の姿勢がとても重要なので
あらためてお話しようと思います

総合評価を見て落ち込んでも意味はない

まず必ず気をつけたいことは
総合評価をしないようにしてください


模試で言えば
E判定だからダメとか
A判定だから大丈夫とか
です


もちろん
大学受験の最終ゴールは
志望大学に合格するかどうかです

判定で言えばC判定を超えれば合格です


ですが
その目標に向かって頑張っている最中は
総合評価ではなく

ひたすら弱点を認識して改善すること

これがやるべきことです


どこができていないのかを把握して
できるようにする

これを続けていれば成績は上がり続けます


総合評価してしまうと
できている部分は認識せず
できていない部分にばかり気を取られ
「このままでは落ちる」という
焦る気持ちばかりが増えてしまいます



気持ちばかり焦ってしまっても
偏差値は上がらないので
ひたむきに自分の課題を改善することに
集中すべきです



受験生の多くはそうなのですが
現時点で合格しないからこそ
勉強を頑張っていることと思います


今の段階でA判定ですと
勉強を頑張るモチベーションを保つことも難しいですし
そもそも勉強しなくてもいいかもしれません

今のままだとダメだから勉強を頑張っています

その成長途中の現時点で総合評価をしたら
目標の偏差値に届いていなくて当たり前です


そうではなく
できなかった問題が何かを淡々と確認して
復習していきましょう

できるようになっていることを自覚する

この時に
さらに注意することがあります


それは
できた問題のことをしっかりと認識することです


できなかった問題ができるようになると
その分点数は良くなります


できないものにばかり目が行きがちですが
どの問題はできたのか
さらに言えばどの問題が
昔できなかったけどできるようになったのか

この変化を自覚することがとても重要です


やればできること
実際にできるようになっていること
このペースで成長すれば
全科目の全範囲ができるようになると思えること


こうした感覚が自信に繋がります


間違えた問題も
間違えた瞬間全部ダメだと思ってしまわないようにしてください


間違えた問題も
途中まではできていたのか
なにができなくて間違えてしまったのか

解像度を高くして
細かく考えてください

全くダメだった問題はそこまで多くないはずです


頑張って勉強している方でしたら
全く刃が立たないということはそうそうありません

できなかった時にネガティブになりすぎて
全部ダメだとすべてにバツをつけないでください



逆にポジティブすぎて
今回はたまたま運が悪かった
と考えることもダメです


できなかった問題
できなかった分野は
細かく確認してください

できたところはできているので
自信を持たないといけません



ネガティブ過ぎる方は
次はミスするかもしれない
と不安に思うかもしれませんが


今その瞬間できたので
一旦できたことにして先に進んでください

本当に復習不足なら
この先の演習でしっかり間違えるので
また復習する機会が勝手にやってきます

全部だめ・全然ダメは思考停止です
細かく細かく考えてください


どこまでできて
何ができなかったのか

ネガティブな方は
できたところばかりを探してちょうどいいくらいです


そして
総合評価に気を取られることなく
以前と比べてできるようになっているところを見ながら

目先のできない問題を
一つずつできるようにしていってください
偏差値を上げる方法はそれしかありません



やるべきことを淡々とこなしてください

できない問題ができるようになった
これに一つずつ喜びながら進めれば大丈夫です

====まとめ====

今の判定はなんでもいい

できるようになった問題から自信を得て

できない問題を一つずつ
できるようにしていく

偏差値を上げるには
これしかない

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実際の生徒指導の様子は、インスタライブで発信しておりますので
よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです

過去のライブを再編集したものです