代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています
このチャンネルでは
パラリアを経営しながら、大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が
大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて
受験に関する情報をお伝えしていきます
一昨日の配信で
性格が良い先生と
成績が上がっているかどうかは別である
というお話をしました
一昨日の配信はこちら
私は1年浪人して大学に行きましたが
私が高3の時がまさにそんな感じだったので
現役で失敗した時のお話をしようと思います
浅見の現役時代:映像系の塾で勉強漬け
私は大手の映像系の塾に通っていました
まさに授業はちょっと無駄な時間が多いなと思っていたので
授業を好きなだけ何度も聴ける
映像授業に魅力を感じ
家の近くにできたばかりの
映像系の塾に入りました
大学が東工大志望(東京科学大学)
最難関題志望ということで
当然一番難しい講座を取って
勉強していました
当時の映像の講座は
終わった後に必ず確認テストがあるのですが
制限時間もなければ自己採点なので
ほとんどチェックにはなっていませんでした
授業を聴いたその場で
じっくり考えて回答して
正解したものを先生に見せる
そういう流れ作業をしていました
授業内容はもちろん
先生の話し自体はわかりやすいので
理解したつもりでいました
そこでわからない問題があると
塾の先生に質問しに行っていました
先生方は皆さん優しかったので
私が持って行く問題は教材のレベルの関係で結構難しく
先生方総出で一生懸命考えてくれました
最終的になにかしらの答えを
返してくれていました
そうしたサポート自体が
嬉しかったのを覚えています
皆さん学生バイトでしたが
明るくて性格の良い方ばかりでした
努力量とは裏腹に偏差値は上がらず
問題は私の偏差値です
一番難しいレベルの講座を全部とっていて
学校でもずっと勉強して
学校が終わり次第すぐ塾に来て
塾が閉まるまで永遠に勉強していましたが
高2の冬からはじめて
高3の夏を過ぎても
全く偏差値は上がりませんでした
ずっと偏差値50~55
たまに数学だけ60いくかいかないか
というところでした
この模試の結果に対して
私自身はとても焦っていました
偏差値が上がっていないから当然の反応です
私が取った行動は
「もっと勉強しよう」でした
「勉強すれば偏差値は上がる」と
思い込んでいたわけです
塾の先生方は
私の成績を過去から通して見ていないのか
私が見せた模試の結果でも
偏差値の推移を気にしなかったのか
勉強方法が良くないのではないか
という疑問を投げかけてくれた先生は
いませんでした
皆口を揃えて
「頑張っているから大丈夫」
と励ましてくれました
頑張っていたのに
結果に繋がっていなかった私は
この励ましの言葉を
疑いませんでした
先生方を信頼していたというのもありますが
それ以上に
自分の可能性を諦めたくなかった
という気持ちの方が大きいです
まさか勉強方法でそこまで違いが出るなんて思っておらず
また学校の成績は良かったので
自分は勉強自体は上手いとさえ
思っていました
さらにいえば
私が塾内で相当頑張っていた
危険なくらいのオーラを
出していたのかもしれません
ということで私はそのまま取り組み方をかえず
食事の時間をゼロにして
勉強するところまでいきました
夜ご飯しか食べない
みたいな感じですね
模試で結果が出ていた通り
そのまま偏差値は上がらないまま
本番になりました
頑張ったのに結果が出ないのは本当に辛い
この現役の時の経験から
私は努力の仕方について
すごく重要視することになりました
頑張っているのに
頑張り方が良くないと報われない
これは経験として結構辛いです
浪人してしっかり偏差値が上がったので
結果として私は
この時の苦労は良かった経験と
捉え直すことができていますが
大学受験がこれで終わっていたら
学歴コンプレックスになるだけでなく
頑張ることそのものがトラウマになる
可能性もあったと思います
この私の実体験からも
塾の先生から応援してもらうことで
満足してはいけません
先生方が悪いなんてことは
一度も思ったことはありませんが
結果として第一志望には
まったく惜しくもなく受かりませんでした
当然、私が高3の夏の時点で
勉強方法そのものを見直すキッカケがあったとして
その後勉強方法を改善したとしても
届いていなかったかもしれません
しかし
全く偏差値が上がらず
手応えがないまま受験になってしまい
不完全燃焼、納得感が全くない
受験になってしまいました
「出し切って終わる」が結果に左右されない良い経験
こうした現役の時の経験は
受験勉強のプロセスを変えるだけで
違った捉え方ができるようになると思います
本気で頑張り続けた結果が
納得感のない
不完全燃焼で終わってしまう
これだけは避けないといけないと強く思います
だからこそ私は
今やっているような自習サポートの塾をやっています
プロセスに徹底的にこだわり
受験生が納得感を持って
受験勉強に向き合えるような
環境を整えています
自分は本当によく頑張った
これでダメなら仕方ない
こうした心境で受験当日に臨んでもらうこと
これを常に考えてサポートしています
性格がいい先生は
たくさんいるかもしれませんが
先生と仲良くすること以上に
もちろん、先生と仲良くしながら
受験を完全燃焼で終わること
こちらの優先度を上げた方がいいかなと
私は考えています
====まとめ====
完全燃焼できる環境で
自分を出し切ろう
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実際の生徒指導の様子は、インスタライブで発信しておりますので
よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです
過去のライブを再編集したものです