「背中で語る塾」を目指しています #48

代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています

このチャンネルでは
パラリアを経営しながら、大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が

大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて

受験に関する情報をお伝えしていきます

リアル塾という特徴を活かして試行錯誤しています

コロナの影響も大きかったと思いますが
もうすっかり映像授業が当然になってきました


そんな中、9年前から
今のパラリアというオフラインの塾を
やっているわけなのですが

このリアルという特徴
実際に場があるということを
どのように活かしていこうか
今も昔もずっと試行錯誤しています

家庭教師の経験から着想

原体験としては家庭教師なのですが

私が先生としてご家庭にうかがうと
それだけで高校生はその時間勉強します


もちろんそのための時間なので
当然といえば当然ですが

これってシンプルに
すごくいいことだなって思いました

行くだけで勉強のやる気が出る塾

私は行くだけ、でもその時間がメリハリになって
高校生も自然に、というか仕方なく
苦労せずに勉強に向かえるわけです


リアルの塾をはじめようと考えた時
このシンプルな空気感を
最大限有効活用できるような
システムがいいなと考えました



そうして考えたのが
今のパラリアという塾です


雰囲気を一言でいうなら
背中で語る塾
です


パラリアでは
我々スタッフも
自分の仕事や研究を頑張っています


なんなら私が
研究で追い込まれている時は
私が一番焦って研究をやっています


我々スタッフは
教える人、というだけの役割ではなく
我々自身が塾の雰囲気の一部となっています


ただ、ずっと我々が
殺伐とした雰囲気をしているとか
そういったことではなく

我々もまた
目標に向かって頑張る一人に
すぎないということです

我々スタッフも自分のことを頑張っています

最近の私の動きとして
具体的なものをいくつかご紹介しますと

私も仕事をしていて
当然眠くなってしまうタイミングがあります

仮眠をしたりもしますが
先日は夜19時頃に
眠気が来てしまいました


ここで寝ると睡眠サイクルに影響が出ますし
あと少しでその日決めた分の仕事が
終わるところだったので

休憩スペースに行って
限界まで腕立て伏せをやってから
すぐ仕事に戻ったりしました



あとは研究とか
考える系のタスクを目の前にして
煮詰まってきた時は
生徒以上に私の方が
ウロウロ立ち歩きます


休憩スペースで休んでいる生徒と
真面目な話をしたり
雑談をしたりとかもしょっちゅうです

このように私も
塾の中でリフレッシュをします


もちろん
浅見がどんなに仕事をやっていても質問OKで
生徒はそれを知っているので
質問してきてくれます


質問対応も
真ん中のカフェスペースにいる生徒は
聞こうと思えば聞ける状態になっています


これはわざとそういう設計にしていました

他の人が質問した内容が
実は自分にも関係があることもあったりします


特に生徒から質問をもらった際
一般化できるアドバイスに関しては
わざと若干大きな声で話しています


私は応接室で仕事をすることが多いですが
扉はわざと開けっ放しにしてあります


生徒と話す中で
頑張っているポイントや
私が凄いなーと思ったことについても

少しだけオーバーリアクションで
お話するようにしています

そういったこともすべて含めて
塾全体の雰囲気になっています


あとは前向きな励ましというか
「もっといける!」みたいな時も
頑張ってお伝えしますね


なお、一定以上プライベートな話しや
あまり周囲に聞かれたくない話しの場合は
そっと扉をしめたりしてバランスを取ります

いつもずっと大声というわけではないです


私がやっているパラリアという塾は
こういう雰囲気です

塾は空気を売っている

普段から大変お世話になっている
塾業界のご意見番的な存在の方が

塾は空気を売っているんだ

とよくおっしゃっています



パラリアが目指しているのは

勉強しろとは全く言われない
先生的な偉そうな人もいない

そこにいる人ひとりひとりが
自分の課題に向かって
試行錯誤しながら努力する場


先生とか生徒とか関係なく
同じ空間でみんながそれぞれ
自分のことに取り組む空間なんです



ここまでやらないと
わざわざリアルである理由はないかなと
思っていたということもありますし

行くだけでやる気がもらえる塾って
一つのゴールだと思っているんですよね



しかもこれは
高校生、浪人生だけではなく私自身も
生徒さんからやる気をもらっているんです

このリアルだからこそのメリットというか
同じ空間に存在するだけで
お互いにいい刺激がある

ということを
なんとか証明しようとして

そのうちのごくごく一部分だけでも
研究で明らかにしようとしています


もちろん
先行研究で近いものはあります
社会的促進とかアウェアネスとかありますが

塾の自習室という特殊な環境で
お互いにいい影響があると信じて
塾を続けています

私は毎年毎年
頑張っている受験生を見ながら

自分はこんなに頑張れているだろうか
といつも考えさせられます

皆様の周りには
やる気が出る・やる気がもらえる
人や環境ってありますか?

もしそういった人や環境などあれば
コメントなどでぜひ教えてください

実際の生徒指導の様子は、インスタライブで発信しておりますので
よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです

過去のライブを再編集したものです