はじめましての人にいきなり勉強は教えられない #49

代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています

このチャンネルでは
パラリアを経営しながら
大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が

大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて

受験に関する情報をお伝えしていきます

私は仕事柄、普段からほとんど毎日
高校生からの勉強の質問に答えていますが

学校や塾の先生は教えるのが仕事ではありつつ
その前提になっている必要不可欠なものがあります

本日はその重要な部分に関してお話します

先生が生徒に勉強を教える3つのパターン

実際に勉強を教えるとなっても
色々とパターンがあります

まずは授業をするタイプの先生

これはあまり迷う部分はないのですが

導入からはじまって

何をどの順番で説明するか
なんの話しをすると次にどんな疑問を持つか

ある程度想定して授業を作ります

別のパターンですと、私がやっているような
質問を受けて答えるパターンです

個別指導塾も基本的にはこのタイプかと思います


これは生徒さんの質問の上手さによって
その先の会話が大きく変わってきます

生徒さんの質問が的確で
自力でできるところまでやった上での質問であれば
少し答えるだけで

生徒さんもすぐに
わかってくれたりします


質問が大雑把な場合

たとえば
この問題がわかりません
という場合

さらに質問しながら
つまずいているところを明確にしていきます

何ができなくて解けないのか
質問を続けて把握してはじめて
こちらが何を伝えればいいのかわかります

さらに別のパターンですと
ずっと解けずに固まったまま
質問すらできない方がいたりする場合もあります

その場合は話しかけるところからはじまります

まずは今どこで固まっているのか
固まったまま何を考えていたのか
何も考えていなかったのか

その問題以前のところから話しをしはじめます


問題に関する内容が出てきたら
そこから先は質問対応の時と同じで
こちらから質問しながら生徒さんがどこまで
理解しているのかを把握していきます

先生と生徒さんの信頼関係が必要不可欠

学校や塾の先生という立場では
大きくわけてもこの3つのパターンで
教えるタイミングが発生しますが

これらすべてに共通する
必要不可欠な要素があります

それは先生と生徒さんの信頼関係です


どのパターンだったとしても
先生が生徒さんに何かを教えようとした場合は
まず信頼関係を築く必要があります

生徒さんに
この人の話しは聞いてやらなくもないか
と思ってもらう必要があるというわけです



先生が教えるのが下手だったりする場合は
もう論外なのですが

生徒さんから信頼してもらわなければ
まったく仕事になりません


授業形式の場合は
一見すると信頼関係構築は
不要なようにも思いますが

まったくそんなことはありません


授業の方が
コミュニケーションの自由度が低いので
信頼関係を構築するのはよりハードルが高いです

質問対応の場合は、質問して答えてもらう過程で
生徒さんのことを色々と聞いて
私はあなたのことを理解しようとしています
ということをわかってもらわないといけません

先生選びも信頼関係で考える

そのように考えていただきますと

学校や塾を選ぶ際
先生のことをチェックすると思いますが

信頼関係が築きやすい先生か
この先生とお子様が信頼関係を築くことを
許せるか、許容できるか


そういった視点でチェックするのがオススメです


パラリアの場合
体験初日は雑談で最低1時間
長いと3時間ほど

体験生の身の回りのお話
興味関心についてうかがいます


その後でないと
学習習慣に関して相談したり
どのように学習習慣を作っていくかについて
建設的な話し合いができません


先生選びの際の参考になれば嬉しいです

====まとめ====

誰かから勉強を教わる際に重要なポイント
先生と信頼関係が築けるかどうか

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実際の生徒指導の様子は
インスタライブで発信しておりますので

よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです


過去のライブを再編集したものです