映像塾選びの注意点と注目ポイント #51

代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています

このチャンネルでは
パラリアを経営しながら
大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が

大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて

受験に関する情報をお伝えしていきます

映像塾も最初は東進だけでしたが
今では色々な塾で採用されるようになりました

併用できる塾も増えてきましたね

個別指導もできるし映像授業もできるみたいな

では映像タイプの塾の注意点を
いくつか挙げていきます

映像塾でも予習と復習は必要

まず、映像とはいえ授業は授業です

授業の受け方、活用方法については
以前の配信でもお話していますが

結局のところ予習や復習をしないと
学習効果を最大化できません


と言いたいところなのですが

通常の授業では予習と復習がほとんど必須な一方

映像授業については
もう一歩進んだ活用方法があります

授業内容が一部限定されてしまいますが
社会科目をはじめとする暗記系の科目において

授業で先生が言っている内容や
板書に出てくる内容を
ひたすら白紙に書きなぐり続ける

という方法があります


映像はできれば2倍速がいいです

映像授業を先生の解説と一緒に
マルっと頭に入れてしまおうという
豪快な勉強法です



一見すると雑な勉強法にも見えるのですが
実際にはかなり頭が働きます

書く時は頭を使っていても使っていなくても
どちらでも大丈夫です

何度も繰り返すことで
その授業を先生の解説と一緒に
授業ごと覚えることができます


特におすすめなのは

日本史世界史の範囲でいう文化史
化学の無機化学のイオン分離の流れを覚える時
無機化学の化学反応式をひたすら覚える時
古文の助動詞の意味と識別
これらでは効果抜群です

映像授業で何度も同じ解説が聴けるからこその
勉強方法です


もしすでに映像塾に通っていたり
スタディサプリのような映像授業が
観られる環境であれば
ぜひ試してみてください

映像塾のアドバイザーは超重要

映像塾の選び方の話しに戻りますと
必ず学習計画を管理するアドバイザーの先生が
いるはずです

その先生の良し悪しはかなり重要なので
アドバイザーの先生で
妥協しないようにしてください


入塾前の面談と
実際に担当する先生が
違ったりもするので注意してください

アドバイザーの先生を選ぶ際のポイントは
以前の配信でもお話した

この先生と信頼関係を築いていもいいかどうか
あとはシンプルですが指導経験の有無です


授業をすること以上に
高校生の学習状況を見た上で
勉強のアドバイスをするのは
かなりの指導経験が必要です


例えば先生が浪人経験者かどうか
アドバイザーとして
どれくらい色んな生徒を見てきたのか
指導してきた経験の幅が重要です

結果を客観的に見てくれる人が必要不可欠

私は現役の時に映像系の塾で
受験に合格しなかったため

当時の自分が伸びなかった原因として
必ず注意していただきたいポイントがあります

それは学力チェックの有無と
結果にコミットしてくれる先生の存在です


もちろんご自身の学力を客観的に判断し
現実を見つめた上で勉強できるタイプの方なら
問題ありません


しかし、勉強を頑張れば頑張るだけ
私のように自分の努力を信じたくなってしまい
無意識のうちに現実を見なくなってしまう
可能性があります


知らぬ間にこういった状況に
陥ってしまう可能性を考えた上で

映像塾の機能として
学力チェックが厳しかったり
結果を客観的に受け止めて

言うべきことは
しっかり伝えてくれる先生がいると安心です

ご飯を食べるスペースは確認しておく

あとは映像系の塾でよく見られるのは
ご飯を食べるスペースが極端に狭いことです


小さめの塾だと生じやすい問題なのですが
ご飯を食べるスペースがないと
結果的に長居することができません


これから映像系の塾に見学に行く方は
休みの日に丸一日いることを想定して
見学してください

アドバイザーの質問対応力はかなり高い必要がある

あと最後に一つ
結構このポイントは注意なのですが

映像授業を観てわからない時に
質問できる体制が整っているかを確認してください


アドバイザーの先生があまり勉強に
自信がないタイプの場合

難関大志望の高校生は
質問しに行っても答えてもらえない可能性があります


また、もし難関大志望でなかったとしても
アドバイザーの先生がどれくらいの学力なのかは
冷静に判断した方が無難です

たとえ基礎を習うにしても
学力が高い人の理解を身に着けた方が当然良いです


映像授業はある程度クオリティが高く
作られているはずなので

その動画でわからなかったということは
それ以上に上手な説明を聞く必要があります



学力が高ければ高いほど
説明のバリエーションを出すことができるので

映像系の塾のアドバイザーの学力レベルは
しっかり確認してください

だいたいこれで注意点は以上なのでまとめますと
このあたりになります

====まとめ====

映像塾選びの注意点と注目ポイント

勉強方法は基本的に
普通の授業スタイルと同じなので
予習復習を頑張ること

アドバイザーの先生の選定は
相性や学力も含め厳しくチェックすること


ご飯が食べやすいかどうか
確認すること


==========

実際の生徒指導の様子は
インスタライブで発信しておりますので

よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです


過去のライブを再編集したものです