代表浅見がstand.fmで音声配信を行っています
このチャンネルでは
パラリアを経営しながら
大学院で自習の研究も行っている代表の浅見が
大学受験を控えた高校生・浪人生と
そのお母様お父様に向けて
受験に関する情報をお伝えしていきます
総合型選抜で東北大に合格
昨日の夕方
総合型選抜で合格した生徒から
連絡をもらいました
合格の連絡を受けた時は
これまでの色々悩んでいたことや
乗り越えたことも同時に思い出し
より一層嬉しかったです
合格先は東北大学工学部
電気情報物理工学科です
この生徒はもともと
学校の成績が非常に良く
学年1位でした
この生徒が抱えていた課題:多動で計画が立てられない
高二の途中で入塾した際
この生徒の悩みは
数学が苦手
というものでした
他の科目は学年で1位か2位
にも関わらず
数学だけが伸びないという状況でした
具体的に時間の使い方を観察すると
原因が早い段階で分かりました
部活動や学校の課題で忙しく
自分の勉強時間が
後回しになっていたのです
さらにこの生徒は多動性が強く
話をしている最中に興味が湧くと
その場で調べたり
話題がどんどん
広がってしまうタイプでした
一般的にADHDと聞くと
机に座っていられないなど
ネガティブに捉えられることが多いですが
この生徒の場合は
多動性もポジティブな特徴でした
興味が尽きない分
集中力を保つのが難しく
また友人からの質問にも
丁寧に答えてしまうため
勉強時間が削られることが
多々ありました
加えて
学力以外の課題として
周りからの依頼を断れず
自分の時間を確保できない
という点もありました
解決までのプロセス:地道に計画と記録
この生徒には、まず計画表を使い
勉強の進捗を記録するところから
始めてもらいました
1週間ごとに計画を立て
実際にどこまで進めたかを確認し
改善を繰り返しました
また
完璧主義的な考え方を改善し
必要な部分を効率よく進める方法を
教えました
これにより
学校の膨大な課題もこなしつつ
自分の目標に向かって
勉強を進められるようになりました
高三に入ると学校の課題量が増え
週一のペースでサポートを行いました
最終的には
計画を自分で立てられるようになり
学力以外の課題も克服しました
今回の事例から
多動性を持つ生徒が
どのように自己管理能力を高め
目標を達成するか
学ぶことができました
====まとめ====
東北大合格!
多動性は性格の良さにも繋がる
計画と記録を
続けていくことで
多動性があっても
しっかり自己管理できるようになる
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実際の生徒指導の様子は
インスタライブで発信しておりますので
よかったらそちらも観ていただけたら嬉しいです
過去のライブを再編集したものです